その他

重要文化財・旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)120周年記念展・講演会


大蔵省醸造試験所は、酒類醸造技術を科学的に研究し発展させることを目的として明治37年(1904年)に東京都北区滝野川に設立されました。旧醸造試験所第一工場(通称「赤煉瓦酒造工場」)は、その試験工場として建設され、酒類醸造における数多くの新技術開発の舞台となると共に、酒類醸造講習などを通して多数の酒造技術者の育成に貢献してまいりました。当時最新鋭の設備を備えた日本酒醸造施設として、また大規模な複合煉瓦造建築物としても技術的に高い価値があるばかりでなく、日本酒造りの近代化と酒類産業の発展に貢献してきた歴史的価値が高いことから、平成26年(2014年)に国の重要文化財に指定されました。本年は、工場創立120周年となる記念の年であることから、赤煉瓦酒造工場の歴史、建築の特徴及び日本酒製造に関する記念展及び講演会を開催することといたしました。

主催 公益財団法人日本醸造協会
共催 東京都北区教育委員会
後援 独立行政法人酒類総合研究所

■記念展(赤煉瓦酒造工場の特別公開及び展示)
会場:重要文化財 旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)
開催期間:令和6年10月28日(月)~11月3日(日)
開館時間:10:00~15:00
観覧料:無料

■記念講演会
会場:北区飛鳥山博物館・講堂(東京都北区王子1-1-3)
開催日時:2024年11月2日(土)13:30~15:40
定員:60名
参加料:無料

プログラム
13:30 開会のことば 木﨑康造(公益財団法人日本醸造協会会長)
13:35 大蔵省醸造試験所の創立とその後の歩み 福田 央(独立行政法人酒類総合研究所理事長)
14:15 旧醸造試験所第一工場の建築学的特徴 長谷川直司(元国土交通省国土技術政策総合研究所シニアフェロー)
14:55 日本酒の製造方法 下飯 仁(公益財団法人日本醸造協会副会長)
15:35 閉会のことば

講演会申込・詳細はこちら(10月23日(水)午後4時締切)⇒
 https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?acs=jozo120