夏の行事として、全国の杜氏出身地で酒造講習会が開催されました。
日本醸造協会の事業として酒造従業員の表彰を行っており、講習会と同時に閉校式に合わせて表彰式挙行され、南部杜氏講習会、山内杜氏組合酒造講習会、能登杜氏組合酒造講習会、新潟県酒造従業員技能者表彰式に当会からも参加しました。最近は全国の杜氏組合で会員数の減少と高齢化が進んでいますが、そんな中で参加者の多さと若手参加者の目立った「能登杜氏組合夏期講習会」を紹介してみましょう。本年は8月22~24日の3日間、珠洲市の珠洲商工会議所で開催され、出席者は22日、250名、23日、230名、24日、180名の多数に上りました。当組合の特徴は、全国の酒造従業員に門戸を開いており、北は聞き漏らしましたが、南は九州からの参加者があり、能登杜氏組合員以外に40名の受講者がありました。一方、年齢までは分かりませんが、今年から新規参加14名が加わり、会場は若手が目立っていました。若手が醸造に興味を持って、一人でも多く酒造の現場に参画して欲しいものです。