協会だより

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第110巻1号 協会だより

明けましてお目出度うございます。本年は、十二支の未(ひつじ、み)の年。植物が鬱蒼と茂って暗く覆う樣を表し、また、「味」(み:「あじ」)の意味もあるとのことで、”味”な年になって欲しいものです。本年も「醸造協会だより」よろしくお願いいたします...

第109巻12号 協会だより

今年も、冬本番の師走。米国は11月としては異例の寒波に見舞われ、国土の半分以上で積雪、ハワイを含む50州で最低気温が氷点下を記録。これは、米国上空の偏西風が南へ蛇行したためとのことで、幸い日本ではそのようなことは起こっていないそうです。酒造...

第109巻11号 協会だより

10月1日の「日本酒の日」から新しい酒造年度が始まり、燗酒の美味しい季節とともに清酒製造が最盛期に入ります。前号「醸造協会だより」で心配しました野菜価格の高騰は続いていますが、稲作は全国平均101でやや良に落ち着いたようです。ただ、日照不足...

第109巻10号 協会だより

9月も半ばを過ぎ、東京では秋祭りが終わり、彼岸花が咲き出しています。猛暑も落ち着いた途端、賑やかだったセミ時雨が止み、急に静かになりました。しかし気温が上がって少し暑いかなと思った途端、セミが鳴き出すことから、暫くは生き残って敏感に温度を感...

第109巻9号 協会だより

「地震雷火事親父」とは、世の中で特に怖いとされているものを順に並べて、調子よく言った言葉、と物の本にありますが、近年、その順番はともかく「地震」はそれ自体とそれに伴う津波、放射能汚染の恐怖。「雷」は勿論そのものも恐ろしいけれども急な積乱雲の...