山梨銘醸株式会社 北原対馬

5月
02
2022

山梨銘醸株式会社北原対馬

ご氏名をお願いします

北原 対馬

ご所属

山梨銘醸株式会社 代表取締役社長

思い出の醸造物を教えてください

アラン・デュカス・スパークリング・サケ

フレンチの巨匠、アラン・デュカス氏とのオリジナルボトルを2021年に開発しました。同氏と出会ってから5年ほどの歳月をかけて、ようやく完成しました。世界を代表するシェフとのコラボ、そして弊社が力を入れている瓶内二次発酵製法によるスパークリング日本酒を採用されたことが印象的でした。

アラン・デュカス氏より「日本らしくもあり、世界が頷くスパークリング日本酒」を開発してもらいたいと依頼を受けました。国産桜樽に一定期間熟成させ、リンゴ酸多酸性酵母を活用し、フレンチとも相性の良いスッキリとした上品な味わいに仕上がりました。

ご略歴

2004年 青山学院大学卒業

2004年 米国酒類卸 Pacific International Liquor, Inc.にて3年間勤務

2007年 山梨銘醸株式会社入社

2013年 同社専務取締役就任

2018年 同社代表取締役社長就任

2022年 山梨県酒造組合副理事長就任

趣味

読書とゴルフ

ご紹介者・久慈様からのメッセージ

北原社長は一般社団法人awa酒協会の専務理事として、設立当初から屋台骨を支えてきてくれました。また私が理事長を務める日本吟醸酒協会でも理事として活躍していただいています。博識で冷静、しっかりと未来を考える先進性や、300年の伝統を守り抜く姿勢など、年齢は下ですがとても尊敬できる蔵元です。立ち姿もスマートで話し方もスマート、考え方もとても理性的で、日本酒の蔵元の中でもまさに貴公子といっても過言ではありません(笑)。そして実はそんなスマートな姿の中には大切な人を想い、相手や仲間を喜ばすために素晴らしい設えのパーティーや飲み会などを考えるのも得意で、いつも北原社長プロデュースのイベントは感動と感激に包まれます。人の事を大切に熱く想う。そんな素敵な北原社長を推薦させていただきます。

久慈様へメッセージを!

この業界で知らない方はいないかと思います。久慈社長と初めてお会いしたのは、私が24歳の時、ニューヨークでのイベントであったと記憶しております。当時からパワフルなご様子で、いつお休みになられているのかわからないくらい、活発なご様子に凄みを感じました。
酒造技術もさることながら、国内外におけるマーケティングまでご担当され、さらには行政関係とのお仕事も精力的になされている、マルチタレントです。とりわけ東日本大震災の折にはSNSを通じた復興プロジェクトに対する行動力は感動しました。
そんな久慈さんも限られたお休みの日にはご家族との時間を大切にされている一面もございます。電車が好きなお子さんに付き添ったり、フィギアスケートをされているお子さんの送迎をされたり、ご家族との時間を大切にされているご様子もしばし伺っております。
会社の代表者として、父として、見習うべきことの多い大先輩です。

リンク

ホームページ https://www.sake-shichiken.co.jp

今後の抱負や今後へ期待すること

テーブルワインからファインワインまで幅広い価格帯があるワインのように、日本酒もボリュームゾーンとプレミアムゾーンの双方が市場に浸透することを期待しております。

タイトルとURLをコピーしました