ご氏名をお願いします
大井 信積 (おおい のぶずみ)
現在のご所属などは?
株式会社一本義久保本店 製造部醸造係長
代表商品
思い出の醸造物or 好きな醸造物or最近はまっている醸造物などを一品
発泡清酒「宴日和」
その理由やエピソードをぜひ!
入社後しばらくして初めて手がけた製品です。発売して13年余りが経ちますが、当時は発売しているメーカーも少なく手探り状態での開発を始めました。酒質設計や瓶内2次発酵の条件など数々の苦労や失敗を思い出します。その甲斐あってか発売してまもなくして売り切れてしまい、お求めするお客様を待たしてしまったこともありました。現在はデザインの変更による瓶形の変更や容量の大きい瓶への応用なども経験し、商品開発を学ぶ良いきっかけとなりました。
ご略歴
昭和47年 山口県下関市生まれ
平成7年 九州工業大学情報工学部生物化学システム工学科卒業
故永谷正治先生とのご縁で入社
平成7年~8年 国税庁醸造研究所原料研究室にて研修
平成18年 酒造技能士1級取得
平成20年 南部杜氏協会杜氏試験合格
平成20年 清酒の官能評価分析における専門評価者取得
趣味
料理。といっても、晩酌にあうものを作るだけ。片づけをしてくれる奥さん、ご飯のおかずにならないおかずを食べてくれる子供たちには頭が上がりません。
ご紹介者・河原様からのメッセージ
晩酌に一本義の上撰は欠かせません。様々な料理と調和して日々の食卓に彩りを添えてくれます。
これからも素晴らしい品質のお酒をお願いします!
河原様へメッセージを!
酢醸造に対する情熱と工夫にはいつも頭が下がります。
お酢と清酒の違いはありますが、同じ地域のお米、水、気候を使ってこれからも良いものを造り続けて行きましょう。
告知などがございましたらお願いします
全国各地で行われている「左義長」ですが、当蔵のある、奥越前として知られる福井県勝山市の左義長は、300年以上前から行われる福井県指定無形民族文化財に指定されるお祭りです。「勝山左義長」だけの特徴として、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が三味線、笛、鉦による軽快なリズムでお囃子に合わせて太鼓をたたく様や、祭りを盛り上げるカラフルな色彩の短冊による町中の装飾が有名です。
毎年祭りの開催に合わせて酒蔵の開放を行い、多くのお客様に楽しんでいただいております。今年の開催は2月23日の10時から15時までで、1年でこの日にしか販売しないお酒や社員による酒屋台などで皆様のお越しをお待ちしております。
最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!
一本義として絶対に変えてはならない味・品質をどのようにして守るか。また、現代の嗜好とニーズに合う清酒を醸造という切り口からどのように挑戦していくか。まだまだ勉強あるのみです。