ご氏名をお願いします
桜井 一宏 (さくらい かずひろ)
現在のご所属などは?
旭酒造株式会社 海外担当営業
代表銘柄
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物などを一品教えてください
もちろん日本酒は好きですし、ほぼ毎日自社のお酒を飲んでいます。価格的な問題や、いった店にない、たまにちょっと浮気をしたい、などで叶わない場合も有りますが、できる限り二割三分を飲むようにしています。
その理由やその醸造物にまつわるエピソードをぜひ!
自分たちが、「一番美味しい」と思って作っている以上、それが毎日飲めないというのは、違和感があります。
実は昔、うちの蔵に遊びにいらっしゃった某地ビールの蔵元さんが、「うちのは高いからねー、普段は普通の缶ビールを飲んでるよ」という話をしていらっしゃったことがあり、それがいまだにショックです。
写真
イチローがアメリカで大成功し、ハリウッドで渡辺謙が主役を張り、素晴らしい日本食のレストランに世界中からお客さんが詰めかけるのと同様、日本酒も実際に世界中の人に受け入れられています(ちなみに写真はロイター通信社向けに行った勉強会の写真です / 中央がロイターNY社長です)。
ただし、それには「美味しい」という但し書きがつくと思います。「ジャパンクールだから日本酒」、「日本人なら日本酒」ということではなく、「○○というワイン、△△というビールに比べて、この日本酒が美味しい」から、国の壁を越えて世界中に広まるということを目指さないと、日本酒は厳しいのではと思います。
ご略歴
1976年11月4日生まれ
ご趣味
ダイビング、ボクシング(両方とも素人に毛が生えた・・・いや毛を抜いたレベルです)
ご紹介者・宮坂様からのメッセージ
桜井さんはNYをはじめ、世界中で神出鬼没のSake伝道師です。桜井さんを見て、Sakeを通して世界を見ること、世界の人と出会うことができるということを実感致しました。
今後とも是非宜しくお願い致します!
宮坂様へメッセージを!
宮坂さん、過分なお褒めのメッセージありがとうございます。
日本酒の未来は順風満帆ではありませんが、東洋の変わったアルコールとしてではなく、自分たちの生活をより楽しくするための飲み物として、世界にきちんと受け入れられる可能性は十分に有りますし、日本酒にはそのポテンシャルはあると思います。
宮坂さんの様な若い方がどんどん出てきて、そのためのきっかけ、下地が出来上がってきているのを見て、本当にわくわくしています(強敵出現にちょっと怯えてもいますが)。
最後に今後の抱負や期待することを教えて下さい!
日本酒を取り巻く環境、日本酒自体共に進化し、より良くなっていって欲しいと思いますし、またそうしていかないとならないと思います。
リンク
旭酒造ホームページ http://asahishuzo.ne.jp/