ご氏名をお願いします
関 友美(せき ともみ)
ご所属
日本酒ライター
思い出の醸造物 or 好きな醸造物 or 最近はまっている醸造物を教えてください
日本清酒「十一州」
その理由は
上京して間もなく、なかなか帰省できないわたしに、札幌の母が誕生日プレゼントに送ってくれた思い出の地酒です。夫婦で「ほり米」という割烹料理店を営んでいる母なので、日本酒にとても詳しくて選択肢はたくさんあっただろうに、以前わたしが好きだと言ったことを覚えていて贈ってくれた、その気持ちが嬉しかったのを覚えています。
思い出の写真
ライターとして酒造の理解を深めるため、「播州一献」を醸す「山陽盃酒造」に30BY、蔵人として仲間入りしました。期せずして蔵は2018年11月8日火災に遭ったため、火災の復旧や対応を共にするところからスタートし、その後通常の酒造り、と泊まり込みで勉強させていただき、一生忘れることのできないだろう日々を過ごしました。その時、ほぼ全量の麹に携わらせてもらった「播州一献Epic」という兵庫県限定酒も思い出の1本です。
ご略歴
札幌市出身。2008年に上京し、数社で経理などのバックオフィス職に就きながら、副業として日本酒BARの接客業務、日本酒アドバイザー等を経験する。2016年フリーランスとして独立。酒蔵記事の執筆を中心に、日本酒イベントの主催、カルチャースクールの日本酒講師、日本酒BARの女将など日本酒にまつわる様々な場所で活動する。
趣味
美味しいものを食べること。お酒を飲むこと。城めぐり。
ご紹介者・熊谷様からのメッセージ
ロマンティックな考えは大事!!
熊谷様へメッセージを!
熊谷さん、いつもお世話になってます。イタリアンと日本酒だけで勝負するなんて、思いきった面白い人がいるな~と思っていたのもいつの話やら、今では唯一無二の友人となれたことが本当に嬉しいです。お互い、いつまでもロマンティックでいられますように。
今後の抱負や今後へ期待すること
「日本酒は楽しくて、おいしい。つくり手の想いを知りストーリーを感じる。またひとつ、日本酒を好きになる。」
古くから残ってきたものには必ず意味があります。日本酒もそのひとつなので、日本酒を知れば地理を知り、歴史を知り、人の想いに触れ、日本独自の食の豊かさに気づかされます。だから日本酒を見直すことは、日本人としての誇りを取り戻すことだと信じています。
そんな宝物である「日本酒」が、国内外に認められることを目的としているので、これからも日本酒にまつわることならなんでもやっていくつもりです。
わたしは傍においしい日本酒があれば幸せで、日本酒BARなどで接客するときにもいつも、お酒を注ぎながら笑っているのだそうです。その姿を見て「日本酒ってなんとなく楽しそう」と言ってくれる人がいる以上は、店でもSNSでもさまざまな形で発信を続けて、まずは興味を持って1杯飲んでもらう、そんな地道な活動を続けていきたいと考えています。
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