吉田電材工業株式会社 松本匡史

10月
21
2024

吉田電材工業株式会社松本匡史

ご氏名をお願いします

松本 匡史(まつもと こうじ)

ご所属

吉田電材工業株式会社 代表取締役社長

吉田電材蒸留所 所長

第14代 マスターオブウイスキー

代表商品

【越品】吉田電材蒸留所 1年熟成NIIGATA越品限定ラベル 4,070円(税込)

思い出の醸造物を教えてください

「大学の授業で作った赤ワイン」

その理由を教えてください

私は農学部の出身です。専攻は農芸化学ですので、醸造専門というわけではないのですが、授業でワインの醸造を行ったことがあります。すべての工程を手作業で行い、出来上がった手作りワインは格別でした!(悪酔いしましたが。(笑))

今ではウイスキー作りに情熱を燃やしておりますが、あの時のお酒ができることの不思議さが原体験のように思います。

思い出の写真

工場外観

立ち上げ製造の様子

タンクに書いて検討した立ち上げ時の配管

ご略歴

明治大学農学部大学院を修了後、キユーピー株式会社に就職。マヨネーズ工場の管理者を経験したのち、アルプス電気100%子会社の知的財産コンサルティング会社「IPトレーディングジャパン株式会社」にて事業立ち上げとコンサルタント業務を経験。

その後、吉田電材工業に入社。2014年に代表取締役社長に就任。2017年に吉田電材工業【新潟事業所】を株式会社ヨシデンに分社、代表取締役社長就任。

2022年に国内クラフト初のグレーンウイスキー専業蒸留所である。「吉田電材蒸留所」を設立。2024年には当時国内で13人しか取得者がいない「マスターオブウイスキー」資格を取得し、第14代マスターオブウイスキーとなる。また、同年、経営する吉田電材蒸留所が、アジア最大級の蒸留酒コンペティションである「TWSC2024」にて「ベストクラフトジャパニーズディスティラリー」と受賞。2024年度、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」審査員(洋酒部門)、社団法人日本ウイスキー文化振興協会 メーカー評議員。

趣味

バイクが趣味です。オンロードバイク2台、オフロードバイク2台を所有し、天気が良いお休みの日はだいたいバイクに乗っています!特に林道ツーリングが好きで、山の中に入って気に入ったところでコーヒーを煎れてチェアリングするのが至福です!バイク好きが高じて、現在バイク用品の開発も始めました。

ご紹介者・瀬戸泰栄様からのメッセージ

松本さん、こんにちは。最近はイベントで頻繁に会うようになり、そのたびに仲良くさせてもらってます。松本さんは背がでかくて目立つし、物腰も柔らかく表情はいつもにこやか。うん、紳士だ。最初の出会いは、2021年の東京フェスで、お互いまだ何もリリースしていないのにトークショーに呼ばれて登壇した時でした。異業種参入組として紹介されましたが、その時に司会者から「吉田電材」というウイスキー屋にあるまじき名前(笑)と紹介されていて、いいネタ持ってるなーと思ったものでした。井川も吉田電材さんもまだまだ稼働して3,4年。もう何年かしたら、きっと美味しいウイスキーが出来ると思います。将来楽しみっすね!

瀬戸泰栄様へメッセージを!

瀬戸さん!いつもありがとうございます。先日は当社の初出荷製品の瓶詰めに関し、アドバイスを頂いて大変助かりました!

フェス等でお会いすると、いつも笑顔で迎えてくれるので、知り合いの少ない私にとっては、まず瀬戸さんを探すほどです。(笑)そして井川蒸留所の原酒もいつもテイスティングさせていただき、勉強させていただきありがとうございます!お互い異業種参入なのでそういった側面で注目されがちですが、切磋琢磨して、おいしいウイスキーを作っていきたいですね!

井川蒸留所へはいまだ訪問できていませんが、得意のバイクで訪問することを夢見ていますので、今後ともよろしくお願いいたします!

告知などがあればお願いします!

2024年12月に、当社の1年熟成ニューボーン製品が発売の予定です。数は少ないですが、興味のある方は是非お手にとっていただければ嬉しく思います。

HP

https://yoshidadenzai-distillery.com/

今後の抱負や今後へ期待すること

吉田電材蒸留所は国内クラフト初のグレーン専業蒸留所です。グレーンウイスキーならではの原材料の選択自由性を最大限生かし、国産原料でのウイスキー作りを志向しています。また、一般にグレーンウイスキーとして想像される「ニュートラルなグレーン」ではなく、主張の強い「ラウドグレーン®」を中心に、様々な原料配合の原酒に挑戦していきます。それらを、大量生産の連続蒸留器で作られるグレーンウイスキーと差別化し「スモールバッチグレーン®」として展開することで、ジャパニーズウイスキーにおける原酒の多様性を広げていきたいと思います。

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